硝子をつかった伝統工芸

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萩ガラス 萩ガラス
山口県萩市
萩ガラス製品は、江戸時代末期に廃絶した萩硝子を歴史的背景とし、その復元・復活させることを目的としてスタートしている国内のガラス工房ではどこも挑戦していない硬質のカリガラスです。
この材質は一般のガラス工房で1,200度前後で造られている軟質のソーダガラスとは違って、透明度が高く硬質であるために表面傷がつきにくい高品質である反面、1,500度を越える高温域での製造は固化するまでの時間が通常の1/4程度と非常に短いために、成形時の難易度が高く、常に熟練度の高い成形技術が求められています。
また、他のガラス工房の様に市販されている原料を購入するのではなく、地元萩で産出する石英玄武岩を100%使用した調合を行っており、原石の採取から最終工程まで一貫して管理・製造し、原石から発色する自然色を生かした淡いモスグリーンの色調に特色があります。
萩ガラス http://www.hagi-glass.com/
薩摩切子 薩摩切子
鹿児島県鹿児島市
島津家28代島津斉彬が生み出したガラス工芸品が薩摩切子の起源です。
その後、100年あまり途絶えていましたが、1984年から復元事業がスタート。現代の匠たちによって華麗な輝きを持つ薩摩切子がよみがえりました。
どこか西洋の香り漂う薩摩切子は、生活に新たな彩りを与えてくれます。
鹿児島市「鹿児島の特産品」
http://www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/6keizai/6-4-1a/6-4-1-3/0003067.html