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小保・榎津の町並み

小保・榎津の町並み

大川市を歩くとノスタルジックな江戸の町並みに出会うことができます。小保・榎津地区です。江戸時代、小保・榎津は、旧久留米藩と旧柳河藩の藩境に位置し、柳川に向かう街道につながる道筋と久留米に向かう街道につながる道筋を軸に町並みが広がり、交通の要衝として発展しました。
主要な町筋が放射状に広がり、川に向かって延びている町並みの特徴から小保・榎津の起源は中世にさかのぼると考えられています。福岡県下で中世起源の町並みが残っているのは少なく、大変貴重な地域です。
この地区には、藩境を示す石列や江湖(堀跡)をはじめ、旧吉原家住宅、福岡県下でも珍しい武家屋敷の緒方家住宅、吉原義朗家住宅、光楽寺、法泉寺、高橋家住宅などの江戸時代後期から昭和初期にかけての町並みや質の高い伝統的建造物が残されています。
この町並みを後世に残そうと地元の人たちが中心となった町並み保存会「藩境のまちづくりを考える会」では「藩境まつり」をはじめ旧吉原家住宅でのぜんざい会などのイベントの実施、清掃活動など様々な活動を実施しています。

  • 小保・榎津の町並み

    藩境の石列/旧久留米藩と旧柳河藩の境に
    建つ石列

  • 小保・榎津の町並み

    高橋家住宅/宝暦9年(1759)に建築。
    寛永年間創業の歴史を誇る酢屋

 

  • 小保・榎津の町並み

    光楽寺本堂の天井絵

  • 小保・榎津の町並み

    藩境のまち休憩所

 

  • 小保・榎津の町並み

    木工発祥の地でもある小保・
    榎津地区には、木工関連の
    工場が建ち並んでいる。

  • 小保・榎津の町並み

    法泉寺の鐘楼門

  • 小保・榎津の町並み

    4月下旬に行われるイベント
    「藩境まつり」のハイライト
    花嫁道中

 

  • 小保・榎津の町並み

    伝統工芸の組子をあしらった看板を
    木工関連の事業所に設置

  • 小保・榎津の町並み

    「藩境まつり」の期間中、夜間点灯される
    行灯の張り替え